私も人間関係に悩んでいました。
しかし、心理学をうまく利用することで、この煩わしい「人間関係の悩み」を解消することができました。
それは、自分の考え方を変えることです。
考え方が変わると50%以上「人間関係の悩み」を解消できます。
目次
人間関係について
人間関係とコミュニケーション
これまで、人とコミュニケーションする時、悩んだり、苦しい思いをしたことがありませんか。
私はあります。
些細な会話でも相手がどのように感じ、考えているか不安になったり、相手の行動が気になり、勝手に思い込んで不安になったりしていました。
不安が募る人間関係
人間は一人では生きられない生き物です。
集団に中にいる自分が「どのように評価されているのか」、「どのように扱われるか」気になって仕方ありませんでした。
この集団にいることが今後も良いのか、悪いのか、さらにはその集団から追い出されないかと考えを募らせる日々が続いていました。
悩みのほぼ全ては人間関係が原因である
なぜ悩みの原因が人間関係なのか
不安や恐怖、劣等感などの感情に悩まされることが多々ありますが、この原因のほとんどは人間関係から生じています。
アドラー心理学では「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断言されるほどです。
例を出すと、会社から解雇通告を受ける不安は、上司や人事の人がいるから起こることです。世界中で人が一人しかいないなら、解雇通告を受けることはありません。
劣等感についても、背が低い、見た目が悪い、歌が下手など自分以外の人がいて初めて気づき、感じる感情です。
当然、他に人がいなければそんなことは気づくことがありません。
人は一人では生きられない
しかし、先ほど話した通り、人間は一人では生きられない生き物のため、集団や社会の中で生活することになります。
人間関係の悩みが解消できれば、自分の悩みもほぼ全て解消できます。
悩みで良くあることは、「人からどう思われているか」、「上司から怒られないか」、「同僚・部下に仕事をお願いしても断られるのではないか」などが思いつきます。
会社だけではなく家庭でも、子供が言うことを聞かなかったり、親から怒られたり、悩みは尽きません。
人間関係の悩みを解消するために
悩みを解消するキッカケ
これらのように、悩んでいる原因は自分ではなく、他人の言動に対して自分が感情的になっているためです。
よく「ひとは変わらない」と言われますが、もう少しその言葉を砕いていくと「他人(ひと)は変わらない」となります。
さらに砕いていくと「他人(ひと)は自分が望んでいるようには変わらない」となります。
いくら、自分が悩み、苦しんでも他人は変わってくれません。
変わらない他人のことを気にしても仕方がありません。
そのキッカケが「課題の分離」との出会い
そこで、自分と他人との間を明確に切り分けることが必要になります。
これを、アドラー心理学では
「課題の分離」
と言います。
例えば同僚や部下に仕事をお願いしたとき、その仕事を期限通りに完了するか、期限を守らずに不真面目にこなすかは同僚や部下の課題であると割り切って考えることが大事です。
上司に怒られる時も、自分がミスをしたことが原因かもしれませんが、そこに対して怒るのか冷静に指導してくれるのかはその上司の課題です。
自分が行った仕事の出来栄えや会議での言動に対して、周りがどのように評価するかは、その周りの人の課題です。
自分と他人の課題を見極める
このように、他人の課題に対して、自分の考えや行動を介入させようとするから悩みが生じます。
結局、その課題に対して、判断し、行動するのは他人です。その結果、困るのも他人であって自分ではありません。
他人から、感謝されることもあるかと思いますが、その時は素直に受け入れて、良いことをしたんだと思えば自分も幸せな気持ちになれます。
「他人(ひと)は自分が望んでいるようには変わらない」と言いましたが、一つだけ変えられることができます。
自分が変わると悩みが解消する
それは
「自分は変えられる」
です。
課題の分離をすることで、これまで人間関係に悩んでいた自分を変えることができます。
考え方を変えることで、自分を変えることができます。
これは、大事なことです。
他人は変りませんが、自分を変えることで同じ会社や集団にいても、別の世界観をもって生活することができるのです。
今でも、怒る人、言うことを聞いてくれない人、自分に対して悪口をいう人、自分では思いつかないビックリする行動をする人などに出会うことがあります。
その時は「これは、この人の課題なので自分には関係ない」と考えたり、「ふーん。こんな人もいるんだ」と流したり、しています。
これまで、考え方の選択肢が1つしかなかったことが、2つ以上のなったことで悩みも半減しました。
これで、人間関係の悩みを50%以上解消できました。
ただし、家族や親友など愛情をもって接していきたい人たちには、もう一歩踏み込んが関係性を築いています。
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