「厳しいな」と感じた時、頭の中で考えること
あきらめない方法があります。
たった一つの簡単な方法です。
しかも、頭の中で考えるだけでOKです。
これを実践すれば、厳しい状況になってもあきらめずにすむことができます。
突然ですが、あなたは厳しい状況に出くわした時、何を考えますか?
厳しい状況になった原因を考えますか?
それとも、できない理由を考えますか?
多くの人は、「できない理由」を考えてしまいます。
できないと考え始めると、もうそれはできないことが確定したのと同じです。
なぜなら、厳しい状況を改善する方法を考えなくなるからです。
これは、「あきらめる」方向に一直線です。
そこで、あきらめない方法を一つ実践するのです。
このたった一つを行うことで、あきらめないで前に進むことができるようになります。
「それって、何をするの?」と興味を持ってくれたあなたにこれから説明します。
たった一つのこととは
厳しい状況になった時に行う簡単なたった一つの方法とは、
「この状況で使えるものはないか?」
を考えることです!
「えっ、たったそれだけ!?」と思いますか?
そう、たったのこれだけです。
簡単でしょ!
誰でもできます。
でも、誰でもできるのになぜか厳しい状況になると「できない理由」ばかり探してしまいます。
例えば、商品の納期が近づいてきて、「ヤバイ、間に合わない!」なんてことが起きますよね、ここで「もう時間がない!ダメだ上司や先方の怒られる・・・。」と、あきらめモードまっしぐらです。
ここであきらめてしまっては本当に終わりです。
そこで、考えることが「この状況で使えるものはないか?」です。
そう思えば、周りが見えてきます。
周りを見ると仕事が一段落した時間に余裕がある人を見つけ、助けてもらうことがでできるかもしれません。
納期が遅れる理由に少しスパイスを加えるアイデアが生まれ、先方も納得した納期の延期をすることだってできます。
「ご注文いただいた、商品にもうひと手間加えた画期的なオプションが思いつきました、金額はそのままでいいので、あと1日待ってもらえませんか?」と言えば、先方も興味を示します。
もちろん、これで納期の延期はできますが、仕事が増えてしまいますが・・。
このように「何か使えるものはないか」と考えるだけで、前に進むアイデアが生まれます。
アイデアが生まれれば、もう少しやってみようと希望が生まれます。
希望があれば「あきらめる」ことはしないでしょう。
使えるものを見つけるとそれが生かされる
昔、野球の監督で野村克也という名将がいました。
この方は、監督時代に当時弱小チームと呼ばれたいたチームを何度もリーグ優勝に導き、3回も日本一に導いています。
監督時代に必ずしていたことが、「今、何か使えるものはないか」です。
監督は今の戦力を最大限に使うことができるように考える力がありました。
その戦略は決して、派手なものではありません。
そして、相手の弱点を突いた入り、地味な戦略だったりしました。
時には「これは、プロがする野球じゃない!」とファンにまで言われることがありました。
それでも、野村監督は戦略を変えませんでした。
なぜなら、「勝つことが最優先、優勝すれば大勢の人から評価される」ことが分かっていたからです。
そこで、考え続け弱小チームを何度も優勝へ導いてきました。
そして、野村監督が指導する野球は「ID野球」と呼ばれ、誰もが知っている言葉になりました。
このように、現状が厳しくても考え抜くことであきらめずに進むことができ、成功することができます。
そのためにはまず「あきらめない」ことが大事です。
「あきらめない」ためには考える必要があります。
その方法がたった一つの簡単な方法「今、何か使えるものはないか」を頭の中で考えることです。
この言葉を忘れずに覚えておけば、必ずあなたの助けになります。