ホントのことを話すときは
このブログを読み始めてくれた、あなたにもあるはずです。
ホントのことを話すタイミングが。
その時、してはイケナイことがあります!
ここで、質問です。
ホントの反対はなんですか?
そう、「ウソ」です。
まさにこれです。
ホントのことを話すのでウソをついてはいけません!
というのは当たり前で、ホントに伝えたいのはこれからです。
気をつけないとイケナイのは、ウソをついているときの仕草や言葉を使ってはいけません!
これをすると、ホントのことを言っているのに信じてもらえなくなります。
よくこんなコトありませんか。
「う~ん、なんかあの人が言っていることって、ホントのことなんだろうけど、なんか信じられない・・・。」
これは、あなたの仕草や言葉が原因で信じて貰えないのです。
気をつけないといけません。
ウソをつくときの仕草や言葉
ウソをつくとき、人は無意識に↓のような仕草をしてしまいます。
- ぎこちない顔つきになる
- 声がうわずる
- 手で体をさすったり、いろいろなところをさわる
- 急に姿勢がよくなる
- 目をあわさない
確かに、手で鼻をさすりながら、目も合わさずに「ねっねえ、聞いて!営業部の〇〇くんがあなたのこと気になってるみたいよ!」と言われても、信じれませんよね。
仕草は大事です。
次に言葉です。
ウソをついているときによく使う言葉が実はあるんです!
アメリカの大学で行った実験で明らかになりました。
大学生たちを集めて、以下のような指示をしました。
- 自分が「賛成」だと思っている人は「反対の意見」を言ってください。
- 自分が「反対」だと思っている人は「賛成の意見」を言ってください。
つまり、「自分が思っていることと反対のウソの意見をいってください」と指示しました。
そこで、出てくる言葉を分析し、傾向をみつけたのです。
結果、多く使われたのは「憎む」、「無価値」などの否定的な言葉でした。
また、「歩く」、「行く」などの動作をあらわす言葉も多く使われました。
逆に使われなかったのは「私は」、「僕は」などの自分をあらわす言葉や「それ以外」、「〇〇を除いて」などの何かを外す言葉でした。
これは、ウソをついたときの心理が関係してきます。
「否定的な言葉」はウソをつくことへの罪悪感の表れです。
「動作の言葉」はウソをつくことで話が複雑にならないよう、単純化するために使われます。
「自分をあらわす言葉」を使わないのは、ウソから自分を切り離すためです。
「何かを外す言葉」を使わないのは、話が複雑になるからです。
このように、ウソをつくときは言葉に特徴がでます。
人は相手がウソをついているとき、なんとなく肌で感じています。
それは、このようにウソをつくとき仕草や言葉に法則があるため、そのことを無意識におぼえているのです。
今から話す内容のどちらが信じれますか。
「今日、主任のところに行ったら聞こえちゃった、〇〇さんの悪口言ってた!」
「今日、主任以外がいない部屋にたまたま私が入ろうとしたら、電話の声が聞こえてきたの。〇〇さんの悪口言ってた!」
どちらも、「え!ホント!」と思いますが、後者の方が信じれますよね。
このように言葉の使い方も注意が必要です。
話すときは意識して
ホントの話をするとき、仕草や言葉に注意してください。
日本語は「私は」や「僕は」などの主語を使わなくても通じるため、使わないことが多いですが、ホントのことを話すときはあえて使ってください。
より真実味がわきます。
そして、堂々とした態度で相手の目を見て話してください。
そうすれば、きっとあなたの話を相手は信じてくれます!
最後に、もう一度いいます。
ホントの話をするときは、ウソをつくときの仕草や言葉を使わないように注意してください!