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「いい失敗」と「悪い失敗」

2023年8月24日

成功の陰には、いい失敗の積み重ね

皆さんは、TVや雑誌、ネットやYoutubeなどで、成功をしている人見ると結果ばかりに目が向き、この人たちは、能力が高く失敗なんてしないのではないかと思うかもしれません。

そんなことは、ありません。

どれだけ成功している人であっても、失敗は必ずあります。

成功者とそうではない人の違いは、その失敗の仕方であり、いい失敗を積み重ねった人が成功者となります。

今では、日本が誇る一大ファッションブランドとなった、「ユニクロ」でさえ、数多くの失敗をしています。

そもそも、ユニクロに人気が出始めたのは今から20年位前のフリースブームからです。

それまでは、スポーツウェア専門の「スポクロ」やファミリーカジュアル専門の「ファミクロ」などがありましたが、いずれも1年以内に撤退しています。

これは、大きな失敗です。

でも、この失敗であきらめないことがまず大事です。

失敗は決して勇気をくじくものではない

アドラーという心理学者はこんな言葉を残しています。

「失敗は決して勇気をくじくものではなく、新しい課題として取り組むべきものである。」

挑戦をするということは、失敗が付きまとうことは当然のことです。

ユニクロの経営者はこのように言いました。

「新しい事業はどんなに計画をしっかり立てても、やってみなければわからないことも多く、うまくいかないことはまあまあある。」

なのに、この予想ができていない人は、「これだけ、お金をかけたのにやめるのはもったいない」とか「ここで止めたら責任を問われる」といった、その場の利益や不安から、なかなか撤退できなくなってしまいます。

しかし、そのまま引き延ばすとその失敗はいずれ取り返しのつかない致命的な失敗となって帰ってきます。

撤退する勇気

大切なことは、失敗を認め、致命的な失敗になる前に、舵を切り替えたり、止める勇気を持つことです。

そして、その失敗から次の挑戦につなげるヒントを得ることです。

必ず、自分がしたことを振り返ってください。

そして、何が悪かったのかを分析し、「もし次にするときはこうしよう」と解決策まで考え、自分自身にフィードバックをかけましょう。

そうすることで、ただの失敗が次の成功へつながる、「いい失敗」になります。

ことわざでもありますよね、「失敗は成功の元」。

これは、「失敗してもその原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができる。」という意味です。

これは、先人たちの数多くの経験から生み出された、ことわざです。

やはり、昔から成功者の方々は、失敗を繰り返しながら、成功に近づいて行ったのです。

言葉ではわかっているつもりでも、失敗を恐れるとやはり人は挑戦できなくなります。

そのためにも、いい失敗を重ねることで、失敗を恐れることがなくなり、挑戦し続けることができるようになります。

まずは、小さなことでも良いので挑戦し、失敗してみましょう。

その失敗をいい失敗にすることで、次につながり、いずれ大きな挑戦と成功につながっていくはずです。

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