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まさかこんなに反省するなんて
先日、私が会社で作成した報告書について、上司からこう言われました。
「報告書の内容が分からない。」
私はビックリしました。
ビックリしすぎて、口から心臓が飛び出しそうになりました。
これだけ毎日𝕏 でポストして、あれだけブログを書いている、この私の報告書が分からないと!
そんな思いで、自分の報告書を読み直しました。
「・・・。」
「分かりません、確かに分わかりませんでした。」
「自分で書いたのに分かりませんでした。」
なんで、こんな文章を書いてしまったのでしょうか?
なんで、こんな報告書を提出してしまったのでしょうか?
反省しました。
深海よりも更に深く反省しました。
地球の裏側のブラジルがちょっと見えるくらいに。
反省しすぎると劣等感を感じる
とても落ち込み、どんな文章を書いたら良いか分からなくなりました。
そんな自分に劣等感を持ちました。
強い劣等感を持つと、自分のことが見えなくなります。
そして、このまま劣等感を感じ続けると劣等コンプレックスになり、「自分は文章を書くのが下手なんだと」無意識に考えてしまうようになってしまいます。
反省は一度で良い
しかし、そこで終わらないのが今の私です。
このままではイケナイ、私はそう思いました。
「してしまったことを思い出したって変わらない。」
「反省することは良いことだけど、度が過ぎるとただの被害妄想だ。」
そう思い、考え直しました。
「反省するのは一度でよい!」
「今からすることを考えよう。」
「過去は変わらないけど、未来は変わる」
自分の行動を振り返る
そこで、なぜこんな報告書を書いたのか原因を考えることにしました。
得られた原因は以下でした。
- 報告書を書く時間がほとんどなかった。
- 2年前に書いた報告書をベースに手直ししているだけだった。
見つけた反省の原因
確かに、あの時は時間がありませんでした。
慌てていました。
そこで、2年前に似たような報告書を書いていたことを思い出し、その報告書ファイルをコピーして、手直しをしただけで提出してしまったのです。
そりゃーダメですわ・・・。
なぜなら、2年前は𝕏でポストしていないし、ブログすら開設していない状態でした。
ましてや、文章を書くことについて、学んでいない報告書です。
自分でもこの原因は、納得しました。
反省すれば、ダメな過去が最高の未来に変わる
私は対策を考えました。
そこで、私は報告書を白紙に戻して、一から書き直そうと決意しました。
過去を直すと破片が残る
過去の経験や実績は、場合によっては今の自分の邪魔をします。
なぜなら、過去の偏った考え(バイアス)が間違った方向に導くからです。
過去に書いた報告書なんて、日本語はおかしいわ、文章の書き側はテキトーだわ、もうバイアスだらけです。
そんなバイアスだらけの文章を手直ししても、書いてある文章を読みながら直すことになるので、過去のバイアスに意識が引っ張られます。
気づくと、過去のバイアスになぞられた文章ができあってしまいます。
今をみて、新しく作る
そんな思いから、早速、報告書を一から作り直しました。
文章の構成を考え、時系列を整理し、要約から結論までの内容をイメージしながら、書きました。
過去の報告を手直しした時よりも、3倍くらい時間がかかりました。
文章を書いた後に、推敲、校正を行い、やっとのことで報告書を再提出できたのです。
反省から、成功へ導く
報告書読んだ上司に呼ばれたので、近くまでいきました。
すると、
「この前の報告書は一体何だったんだ?」
「今回の報告書はまるで違う。」
「おまえは前回、報告書を書く時に手を抜いていたんだな。」
私は「ハハッ」と苦笑いをして、ごまかしました。
しかし、見れば分かります。
明らかに、前回の報告書がヒドイことが。
慌てて書いた報告書は、自分にとってマイナスしかありませんでした。
その後は、何事もなく報告書は回覧され、無事に仕事は完了しました。
ここで、私は思い知らされました。
- 反省はしすぎても、落ち込むだけ。
- 反省するのは1度だけで良い。
- 反省した後は、今に集中する。
- 今が良ければ、未来も好転する。
様式やテンプレートを使うのは良いですが、過去に書いた報告書などの文章は、流用しないほうが良いでしょう。
過去のバイアスが、いくら手直ししても残ります。
文章は書けば書くほど、上達します。
小説などではない限り、今書いた文章が、過去に書いた文章より劣ることはありません。