あなたは突然、口が開かなくなったことがありますか?
私はあります・・・。しかも、2日前の土曜日の出来事でした。
なんの前触れもなく、普通に動かしていた口が一分も立たぬ間に開かなくなったんです。
「焦りました・・・、焦りましたよ!」
そして、歯医者へ行き、無事に口が開くようになりました。
この出来事は、今このブログを読んでいるあなたにも、起こる可能性が十分にあります。
このブログを読んでいるあなたにだけは、この悲劇を味わってほしくありません。
私はそう思い、このブログを書きました。
「なぜ、この悲劇が起きたのか?」
「どのようにすれば、この悲劇を防ぐことができたのか?」
これから、詳しく説明していきます。
目次
悲劇の始まり
突然訪れた、予期せぬ出来事
これは、土曜日の朝の話です。
朝の支度をすべて終えた後、私はコーヒーを作り、ナッツを小皿にいれてPCデスクに座りました。
コーヒーやナッツを、時折口に入れながら、勉強していた時です。
「急にそれはやってきた!!」
コーヒーを口に入れようとした瞬間でした。
「・。」
「・・。」
「・・・!!!!」
口が開かない!!!
ボールペンの先すら口に入らないくらいに!
焦った私の行動
私は焦りました。
「これでは、コーヒーが飲めない!」
いや違う。
「ナッツが食べれない!!」
違うそんなことではない・・・。
かなり気が動転し、声を出したのが「ふぇ!!」でした。
たったコレしか声に出ませんでした。
本当に焦った時、人間はうまく言葉にできない生き物なんですね。
冷静に、客観的に
そこから、少し冷静になり自分のことを客観的に観察しました。
左のアゴに何かが突っかかり、口が開かないこと気にづきました。
この時、時計は午前7:30を示していました。
そこで、考えることは一つ「病院に行かねば!」でした。
すぐに、土曜日に診察している歯医者を検索し、発見しました。
8:30受付開始、9:00診察開始。
「コレだ!」とすぐさま、財布・保険証を手に取り、妻のいるリビングへ向いました。
そこで、妻に一言「くひがあかにゃい。」と告げたところ、妻から出た言葉も「エッ!!」でした。
そんな妻を後にして、歯医者へと足を運びました。
予期せぬ出来事と悪い予感
考える度に浮かび上がる不安
歯医者までの道のり、「アゴが外れた?!」、「アゴの骨がおかしくなった?!」と考えていました。
そして、
「ひょっとして、手術してアゴ削るんじゃないか・・・。」、
「アゴの骨を修復する手術をするんじゃないか・・・。」、
「手術の後、アゴに大きなキズが残るんじゃないか・・・。」
と悪い予想をしていました。
不安を抱えながら、歯医者へ
歯医者に到着したのが、8:30ジャスト。
「我ながら時間管理がスゴイ」と少し関心しながらも、歯医者の受付に駆け込みました。
受付の女性に保険証を提示した時、受付の女性から
「本日の予約の方ですか?」
私はさみしげに首を横に振りました。
すると、受付の女性は少し困った顔して
「今日はどうされましたか?」
と私に訪ねました。
私は「くひがあかにゃいんです・・・。」と話したところ、受付の女性も「コレはアカン」と思った様子で、「しばらく待ちますが、よろしいですか?」と優しく声をかけてくれました。
私は首を大きく縦に振りました。
不安な時に訪れた、嬉しい気持ち
受付を済まし、自分の名前が呼ばれるまで待機していました。
待機の間、𝕏を見ると自分のポストに多くの方からリプやいいねをもらっていることに気づき、嬉しくて心が踊りました。
リプに感謝の気持ちを返している間、気持ちは落ち着いていました。
そんなことをしていると、自分の名前が呼ばれ、歯科医師さんの診察が始まりました。
歯科医師さんの診察
ついに診察が始まった
診察が始まるとすぐに歯科医師さんは「あ~左アゴがつまっているね」と私に説明しました。
そして、歯科医師さんから「レントゲンを取って、詳しく調べます」と言われ、横にいた歯科衛生士さんにつれられて、レントゲン室に行きました。
ここに来て、また一つ苦難の道が
歯科衛生士さんに「マウスピースを前歯で挟んでくだい」と言われたのですが、前歯で挟めない・・。
だって、アゴが動かないし、痛いんですもの・・・。
それでも、なんとか挟めるように手で口を無理やり動かし、挟むことに成功しました。
「それでは、レントゲン撮ります。」と言われ、数秒間そのまま待機していたところ、「左アゴが痛い、痛すぎる。」と頭の中で叫んでいました。
レントゲンの撮影が終わり、歯科衛生士さんが「ハイ、それではマウスピースから前歯を外してください。」と言われ、外そうとしましたが、できない・・・。
「そりゃそうでしょ!口が開かないんだから!」と、頭のなかで思いながらも何度か試しましたが外れませんでした。
そこで、私が一言「くひがあかにゃくて・・・。」。
すると、歯科衛生士さんが「あっ、そうでしたね。」と気付き、ちょっと焦りだしていました。
私はこれまた、自分の手で口を動かし、なんとか外すことに成功しました。
診断結果
はたして私の身に何が起こっているのか?!
診察台に戻り、歯科医師さんから以下の様な説明がありました。
「アゴが炎症を起こして、口が開かなくなっています。」
「寝ている間に歯ぎしりしていると思います。」
「あと、アゴが動かなくなる直前まで、歯を食いしばっていたと思います。」
「おそらく、それが原因です。」
「しばらくすれば、口は開くようになりますよ。」
「今日はこれ以上診察できないので、口が開くようになってから再診察して、再発防止を決めていきましょう」
(後日、調べたのですが、この症状は『顎関節症』と言います。)
顎関節症
顎関節に炎症が生じて痛みを生じる病気で、関節が動きにくくなることが特徴です。
引用元:https://medicalnote.jp/symptoms/口が開かない
口が開けづらくなるだけでなく、関節を動かすとカクカクといった雑音を生じることも少なくありません。また、顎の痛みが放散して頭痛や耳痛を自覚したりすることもあります。
原因は顎の酷使や噛み癖、歯ぎしり、歯の食いしばりなどによる顎関節への物理的なダメージ、外傷、リウマチなどの関節疾患など多岐にわたります。
やっと感じることができた安堵の気持ち
「アッ、手術もしないで口が開くようになるんだ。」と思い、私は心の底からホッとしました。
再診察の予約をその場で行い、診察台から立ち上がったその時、左アゴから「カコン」と音がして、口が開くようになったのです。
突然のことで、驚きと嬉しさで「口が開いた!」と大きな声を出してしまいました。
まるで、あの懐かしいフレーズ「ク◯ラが、立った!」の様な感動を一人感じていました。
すると、近くにいた歯科医師さんが「再診察に来てください。その時に経過をみます。」と少し苦笑いしながら、去っていきました。
その後は、少し違和感はありますが、アゴは開くようになりました。
最後に
今回は本当にいろいろなことがありましたが、私にとっては、良い経験になりました。
そこで、今回の出来事を、まとめると以下のことが分かりました。
コレを読んだあなたも、集中しすぎると急に口が開かなくなるかもしれません。
こまめに休憩をして、口を緩めるように意識しましょう。
肩こり・首コリの防止にもつながります。
辛い時、ピンチな時ほど嬉しいことを見つけましょう。
それでは、良い一日をお過ごしください。