未来なんてわからない
突然ですが、あなたは、未来が予測できたらいいなと思っていませんか。
しかし、実際はできないことも分かっているはずです。
それでも、人は「将来こんな仕事が成長する」や「こんなことが流行る」と予測したりしてしまいます。
他にも、「新型iPhoneのスペックや形状はこうだ」などと、期待を膨らましながら未来を予測しています。(この場合は、裏ルートから入手した情報の信憑性を競い合っているだけとも言えますが)
このように、人は自分が想像する未来を楽しみ、本当に実現するかを楽しみ待っています。
けれども、この未来が必ず訪れることなんてありません。
むしろ、少し期待が外れた未来が訪れることのほうが多いほどです。
だから、あまり先の事を考えすぎないほうが、気持ち的にも楽になります。
今を敏感に感じる
でも、「インターネット普及やスマホの爆発的な発展という、未来は予測できるではないか」と反論する人もいると思います。
確かに、インターネットの普及もスマホの発展も誰もが予測できたのは、その出来事が世に現れたときの衝撃が強すぎて、その時あらわれた変化にみんなが気づいただけなのです。
つまり、それは、新たに現れた変化が大きすぎて、大勢の人が気づくことができただけです。
未来を予測したのではなく、変化に気づいたのです。
今に集中することで、些細な変化を敏感にとらえ、その変化に対応することが大事です。
未来は、今ここにある小さな変化の積み重ねで実現していきます。
この変化に気づかずに、そのまま変わらない生活を送ってしまえば、いずれ自分が取り残された感覚になります。
そして、変化についていけずに、落ち込んでいってしまいます。
そうなる前に、変化に対応することで、自分も成長します。
最近では、ChatGPTの出現が、世界中の人々に大きなインパクトを与えるくらいの変化を与えました。
これは、確実にAI時代を飛躍的に発展させていくと皆さんが感じていると思います。
私も、何度か使ってみましたが、実は、まだ全く使いこなせていません。
でも、これからは必要なスキルになると誰もが革新しているので、覚えていきたいと思っています。
変化に対応し、自分を変化する
変化に気づく事が大事ですが、その変化をいち早く取り入れ、行動することも大事です。
気づいているだけでは、自分は何も変わりません。
行動して、初めて変わります。
無理をして変わる必要はありません。
まずは、少しでも良いのでその変化に触れ、感じるようになって行きましょう。
予測できない未来があるから、楽しいのです。
そして、今、目の前にある変化を楽しんで行きましょう。
人は、「こころの慣性の法則」に無意識に従う生き物です。
一度動いたら、そのまま同じ動きをしようと勝手に心理が働き、変化することに大きなエネルギーを使う必要があります。
そんな心理に負けず、変化をすれば、その先には楽しいことが待っていると、思うことが原動力となります。
ぜひとも、変化を気づき、自分も変化できるようになっていきましょう。
きっと、しあわせな自分になれます。