大きな夢の危険性
大きな夢を持つことはとても、良いことです。
「オリンピックで金メダルを取る」
「起業して社長になる」
「芸能人になって、有名になる」
「SNSでインフルエンサーになる」
など、様々です、
この夢に向かって、努力をすることは良いことで、自分への活力につながります。
しかし、この大きな夢を持つことに待ったをかける心理学者いました。
その心理学者は「大きな夢を持ったために、不幸になる」と言い出したのです。
なぜ、大きな夢は不幸になるのか
なぜなら、大きな夢は達成が非常に難しいからです。
その夢に向かって、いろいろと考えを巡らせ、改善をし、努力を惜しまないで頑張っていても、夢が達成できないことがあります。
そうなると、自分の能力に限界を感じたり、失意のどん底に落とされ、「なんて自分はダメなんだ」と無力感に打ちひしがれてしまうのです。
でも、よく考えてください。元々、実現は非常に困難な夢です。達成できなくても、それは普通のはずなのに。
そこで、その心理学者はアンケートをとって調べました。
その結果、大きな夢をもっている人ほど、「生きるための元気」や「活力」が失われ、「身体的な病気」を感じることが多くなっていました。
大きな夢は幻想
大きな夢は達成できれば良いですが、達成できなければむしろ、自分を苦しめるだけです。
「かっこいい車に乗りたい」、「自由な時間に仕事をして、大金を稼ぎたい」、「豪華な部屋で過ごしたい」なんて夢をもっていると、現実とのギャップに不満ばかり感じてしまいます。
そんな時は、小さな夢を持ちましょう。
「小さな部屋でも良いから、居心地のよい部屋にしたい」、「軽自動車でもいいから、車がほしい」など、達成できれば、不満などなくなります。
最初に言いましたが、大きな夢を持つことは、決して悪いことではありません。
ただ、その夢が自分を苦しめていないか、良く考えてください。
苦しんでいると感じている場合は、その夢をもう少し、かなえやすい小さな夢に変えてみませんか。
そうすれば、不満も減ることでしょう。
小さな夢だけ持っても、つまらないと思う人もいると思います。
そんな人は、小さな夢を達成することの積み重ねが、大きな夢につながると思えば、未来は楽しくなります。
大きな夢を持った後に、それを達成するため、小さな夢を段階的に設定すれば、その夢を達成するごとに気持ちが上がり、大きな夢への達成するモチベーションにつながったりします。
人は、失敗と成功が五分五分の試練に対して、もっともやる気が起こり、達成感も充実すると言われいます。
ぜひ、小さな夢を実現していきましょう。