失敗したときは、大きな声で言いましょう
仕事をしていると、失敗することもありますよね。
そんな時は、大きな声で「失敗した」と言いましょう。
そうすることで、周りにも伝わり、どうしたのかと人が集まり、そのうちの誰かから、解決につながるアドバイスがもらえるようになります。
しかし、そこで「失敗して恥ずかしい」、「怒られるのが怖い」と思ってしまい、失敗を隠してしまう人がいます。
隠したところで、その失敗は解決しません。
むしろ後になってその失敗が尾を引いて、大きな問題となり、みんなに迷惑をかけてしまうこともあります。
そうなる前に、「失敗した」と知らせてください。
一度や二度の失敗でどうなることでもありません。
それに、失敗は早期に対応することで、ほとんど解決できます。
ただ、「何やってんだ」くらいのことは言われるかもしれませんが、それくらいのことを受け止めるだけで、先輩や上司から、失敗のカバーをしてもらったり、より良いアドバイスをもらうことができるので、我慢しましょう。
失敗は成長の糧
失敗は隠すと一生の傷になりますが、その場で解決してしまえば成長の糧となります。
ここでも、必要なのが「勇気」です。
「誤っていることを明らかにする勇気」が必要です。
人は、子供のころから失敗の連続です。
その失敗の中から、何かを学び成長していくものです。
むしろ、失敗しないと大きな成長が得られないことさえあります。
ですが、「怒られたくない」、「バカにされたくない」などの、周りの目を気にするあまり、失敗を隠してしまうと、そこから先、得られることが何もありません。
また、隠すことで自分自身に傷を負うことなり、隠したことを後悔することになり、一生忘れることのできない、十字架を背負うことだってあります。
隠してしまうと失敗から学ぶことできないどころか、何度も同じ失敗を繰り返すようになりかねません。
なぜなら、失敗を解決する方法がわからないだけでなく、失敗を予防する方法すらわからなくなってしまうからです。
失敗したときは、正直の話し、速やかに現状の回復をしていきましょう。
失敗したときは
正直に話し、問題解決ができたときは、必ず、言われなくてもレポートを書きましょう。
レポートを誰かに提出する必要が無くてもです。
そこに、なぜ失敗したのか、どのようにして解決できたか、次からはどうすれば失敗しなくなるのかの3つポイント抑えて、書きましょう。
自分用であれば、形式的なレポートにする必要もありません。
メモ程度でも良く、タイトルと3行の箇条書きでも良いのです。
そうすることで、今回の失敗が、より記憶に残るようになり、同じような状況になった時にすぐに思い出しやすくなります。
うろ覚えでも、覚えていることでメモを見返して、失敗を防ぐことや、失敗を瞬時に解決できるようになります。
このようなことを、コツコツと繰り返していくうちに、人は確実に成長していきます。
そして、失敗を恐れずに挑戦できる勇気を持つことができるようになります。
挑戦➡失敗➡解決を繰り返していくことで、さらに自己成長の連鎖を生むことができ、気が付けば自分がとんでもない成果を上げていることだって夢ではありません。
まずは、失敗したときは大きな声で「失敗した!!!」と言っていきましょう。