3Dをやめる
あなたは、何かしたことがあってもあきらめる時、下の3つのどれかを理由のなかに入れいませんか。
- 「でも」(DEMO)
- 「だって」(DATTE)
- 「どうせ」(DOUSE)
これらの言葉は全て最初がDで始まるため、後ろ向きな3Dと言われています。
この言葉を使うのやめれば、きっとあなたは前向きに行動することができるようになります。
3Dは全て、否定的な言葉なので、この後に続く文章は大抵後ろ向きな内容になります。
例えば、「今日から毎日、本を読もう。でも、あまり時間が取れない。」、「今日は本を読まない。だって、時間がないから。」、「どうせ、意味がないから。本を読むのは止めよう。」
明らかに後ろ向きな考えになりますね。
この言葉は、あきらめるときにほぼ無意識に使っている言葉です。
この言葉を意識的に止めるだけでも効果が出てきます。
「今日は少ししか時間がないけど、本は読もう。」、「少しでもスキルアッにつながるから、本を読もう」など、3Dを使わなければ、前向きに行動する考えになります。
3Dは言われるのもウンザリする
ある研究で以下の3つの言葉を会話で何回も使ってもらい、一番いやな言葉どれかを調査しました。
- いいね。
- 嫌だ。
- いいね。でもね。
この中で、一番いやな言葉は「嫌だ。」と思うかもしれませんが、実は、「いいね。でもね。」だったのです。
「嫌だ。」とハッキリ言われると、「あっ、嫌なら止めよう」と気持ちがすぐに切り替えることができるので、あまり気にならない傾向がありました。
しかし、「いいね。でもね。」と言われると、肯定された後に否定されるので、どうしたら良いかわからなくなるため、気持ちが落ち着かなくなります。
上司に何か提案しても、「いい考えだね。でもね、失敗したらどうするの?」、友人にご飯を誘っても「いいね。でも、まだ時間が早くない?」。
このよう言われると、この人は良いのか、嫌なのか一体どっちなんだい。
ひょっとして、何も考えていないじゃないかと思われてしまいます。
毎回、こんな調子て返答されると相手も、ウンザリします。
「だって」、「どうせ」も同じです。
やはり、相手はウンザリしれきます。
自分の為にも、相手の為には3Dを使うのはやめましょう。
3Dを止めた後は
「でも」、「だって」、「どうせ」の3Dを止めた後は、どうしたら良いのでしょうか。
やりたいことがあれば、「できる」と言い切るまたは、「その為には」など、どうしたらできるようになるかを考える言葉を使いましょう。
少しでも前に進もうと考える人の方が、より前向きにしあわせになります。
3Dはその妨げになるので、止めましょう。