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自慢ばかりする人の心理

2023年9月1日

自慢話に潜む心理とは

自慢ばかりする人

仕事やプライベートに関係なく、自分の自慢ばかりする人はいませんか。

私の周りにはいます。

何かあると、
「昔は毎日夜の10時まで仕事をしていた。」、
「若いときは、何時間でも泳ぐことができた。」、
「若いときは、一度、問題を解いたらすぐに覚えて、簡単に資格試験を合格していた。」
など過去の実績や武勇伝をすぐに話す人がいます

自慢をする人が気づいていない心理

このような人たちは自分に自信があり、自慢をしたいから話していると思っていませんか?

実はその行動の裏側には、本人も気づいていない心理があります。

自慢の裏側には

自慢話をする心理の真相

人が過去の自慢をするのは、今の自分に自信がない現れなんです。

今の自分に自身がないからこそ、過去の栄光で自分の実力をアピールしています。

なぜ、そこまでする必要があるのでしょう?

その答えは「劣等感」をごまかしたいからです。

劣等感から劣等コンプレックスへ

人は劣等感を持っています。

劣等感があると、それを乗り越えるために努力や成長するをしていくのですが、乗り越えないままでいると劣等コンプレックスになります。

例えば、
「家にはお金がなかった為、大学に行けなかった。」、
「身長が低いから、モテない。」
などです。

劣等コンプレックスから優越コンプレックスへ

加えて、劣等コンプレックスをさらにこじらせると、このままの状態を維持したくないため優越コンプレックスがあらわれます。

これは、あたかも自分が優れているかのように振る舞うことで、優越感を味わっています。

この優越コンプレックスこそが、自慢話をよくする人の根本的な心理となります。

自慢話以外にも、地位の高さを強調する人も同じ心理となります。

不幸話も自慢話

また、不幸話をする人も実は優越コンプレックスによるものです。

自分に起こった不幸が周りの人では未体験であったり、自分自身しか理解できない状況を「特別」なものとしてとして考えたり、
周りの人より不幸度が優れている
と感じることで、劣等感をごまかしているのです。

自慢話を聞くときは

聞き方を変えると

今では自慢話を聞くと、
「何かに自信がないんだな。」
「何かに劣等感を感じ、どうしようもないんだな。」
と思い、その人を一歩引いたところから、優しく見守ることできるようになりました。

また、不幸自慢を聞いたときも、
「注目してほしいのかな。」
「特別感を味わいのかな。」
と思うようになりました。

ストレス軽減

このように聞き方を変えると、ウンザリすることもなくなり、ストレスの軽減に役立ちます。

ぜひ、試してください!

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