ついにやって来た
昨日のクリスマスイブに、一日早くサンタが我が家にやって来ました!
あなたの家では、サンタはいつきますか?
「25日にちゃんとやって来るよ。」という答えが多いでしょう。
調べてみると、クリスマスプレゼントは24日の夜中から、25日の朝にかけて渡すのが一般的のようです。
なぜ、我が家は1日早く来たのかって。
それは、昨日が休日の日曜日だからです。
プレゼントをもらって喜ぶ子供の笑顔をゆっくりとみることができます。
それに実はもう一つ理由があります。
サンタからもらったプレゼントを、私が1日かけて組み立てなければならないからです。
娘の願い
さかのぼること2ヶ月前、あれは土曜日の昼間。
突然、娘が私のところにやって来ました。
すると「机が欲しい!学習机が欲しい!」とキラキラした目で娘が言ってきたんです。
「えっ!学習机!?」と少し驚いた私でした。
(う〜ん、高いな〜。)と思っていたところ、娘から「クリスマスプレゼントは机がいいって、サンタに言ってほしい!」とつげてきたのです。
(しまった!そんなシステムが発動する季節だった!)
と思いながらも、「う、うん。言ってみる・・・。」と私が答えると、娘の小さな手から手紙が出てきました。
「じゃあね〜、お願いね〜!」と言いながら、娘は私のもとを去っていきました。
我が家のルールでは、サンタにほしいプレゼントを伝えるのは私の役目になっています。
決して、娘に頼ってもらいたいから、そんなルールにしたわけではありませんよ!
ちっ、ちがいますからね!
そんなわけで、その手紙の中身を罪悪感を感じながらのぞくと、「サンタさん、いつもプレゼントありがとう。今年は学習机がほしいです。」と書いてありました。
ていねいに、机の絵まで描いていました。
これは、買うしかない!
そう誓い、机を買うことにしました。
そこで、数日の間、ネットを見ながら机探しをしているときにある疑問がうかびました。
「買ってもいいけど、その机をクリスマスまでどこに隠したらいいの?」
机の存在を娘に気づかれないように隠すことはほぼ不可能!
まさに、ミッションインポッシブル!!
そんなミッションを成功させるため、私は考えました。
そして、ひらめきました。
「プレゼントとして、もらってから組み立てるようにすれば、隠せる!」
組み立て前なら省スペースのため、置き場に困らない。
そして、間違ってダンボールを見られても、開封するまでは中に何が入っているか、きっとわからない!
「よし、いける!いけるぞ!」と心をおどらせ、ポチッと注文をしました。
これは、プレゼントをあげて喜ぶ娘をみてしあわせになり、さらに組み立てるという手作り感を加えることでさらにしあわせになる2度おいしいイベントになります。
以前のブログでお話した「プレゼントはあげるほうがしあわせになる法則」がまさに自分にやってくるのです。
すると3日後、ピンポーンとインターホンがなり、「ちわ~、お届け物で~す。」。
「来た、早々に来てしまった。」
しまった、こんなに早く来るとは・・・。
アマゾンの宅配能力を完全にあなどっていました。
「せめて、日にち指定すればよかった!」と後悔しながらも、宅配のお兄さんから荷物を受け取る準備を開始しました。
「あれ、これどこに隠そう???」
娘はリビングでTVを見ながら、ゲラゲラ笑っていた。
(家の中に隠せない・・・。)
悩んだ末に、私の車の中に隠すことにしました。
それから、およそ1ヶ月半ダンボールに包まれた娘の学習机は私とドライブを共にすることになりました。
「学習机よ、もうあなたは私のドライブ友達です。末永くお願いします。」
そして、待ちに待った当日
1ヶ月半、私と苦楽を共にした学習机が、ついに娘の元へと旅立ます。
そんな思いを胸に前日の23日の夜にリビングにプレゼントをセットしました。
この机、結構大きいので重い、重すぎる!
腰が悲鳴をあげていました。
その後、明日の喜ぶ娘の笑顔を浮かべながら、ウキウキして私も寝ました。
そして、当日早起きした私は、娘がリビングに来るのをソワソワしながらまっていました。
ついにその時が来ました。
娘がソッとリビングに入ってきて、クリスマスツリーに目を向けた時です。
「えっ!何このダンボール!机じゃない!」(´・ω・`)
「・・・・。」、「・・・・・・・・。」、「!!!!!」
「しまった、ホントに気づかれなかった!!!」
あわてて、私が言いました。
『サンタが「机は組み立ててね」って言って置いていったんだ』と説明しました。
すると娘は目をキラキラしながら、「机だったんだ!やったー!ウレシイ!サンタさんありがとう!」とメッチャ喜んでくれました。
そして、「父ちゃん、いつ出来上がるの?」と私を見つめます。
「そっ、そうだな~。半日くらいかな。」と答えると娘はじっと私を見つめます。
「えっ、今から・・・。まだ、朝ごはんも食べてない・・・。」
あわてて、朝ごはんを食べ、直ぐに机の組み立てに取り掛かることになりました。
そこからは、よくわからない説明書と重たいパーツとの格闘でした。
時々娘がおとずれて、「まだかな?」と見つめてきます。
そして、「父ちゃん私も手伝う!」と言ってくれて、娘との共同作業が始まりました。
さすがに、あまり手伝ってもらうことはありませんでしたが、その気持がうれしかった。
その後、昼休憩をはさみ、なんとか午後3時位に机が完成しました!
「やっと出来た学習机、1ヶ月半、私と一緒に苦楽を共にしたドライブ友達の学習机、今からお前は娘のものだ!」
そう思うと少し泣けてきます。
でも、出来た机にうれしそう座る娘をみるとなんだか、私もうれしくなりました。
そして、娘が私の方を向いて一言「作ってくれて、ありがとう!父ちゃん大好き!」。
私はうれしくて、しあわせでいっぱいになりました。
「これこそ!プレゼントをあげるとしあわせになる法則だ!」
こころから感じることができました。
あなたも、プレゼントあげてみませんか?
「いや~、一日中しあわせでした!!」