もう歳だからとあきらめない
生活していると新しいことを知ったり、とても興味のあることに出会うことがあります。
その時、もっと知りたい、もっと興味のあることを深く学びたいと感じると思います。
でも、次に考えることは、「もうこんな歳だから、知ってもすぐ忘れてしまう」、「深く学びたいけどいまさら学んでも遅い」なんて言い訳をして、結局行動に出ないことが多いと思います。
仕事においても、新しくプロジェクトに挑戦するときや、新しい事業を立ち上げるときなどのメンバーに抜擢されても、「今更新しいことなんて覚えられない」、「もうこんな年だから、体力がもたない」など、できない理由をさがして、辞退してしまうことがあります。
実際にしてみたら、できるかもしれないのにやる前に歳のせいにして、あきらめてしまうことがあります。
また、自分が働いている会社が不景気になり、人員削減の為、突然クビになってしまったら、「こんな歳で仕事がなくなったら、これからどおやって生きていけばいいんだ」と絶望してしまうこともあるでしょう。
でも、そこであきらめて、何も始めなかったら、その先には本当に絶望が待っています。
歳を理由にして、あきらめないでください。
楽観主義になろう
自分があきらめようとしている時こそ、「楽観主義」になりましょう。
楽観主義とは失敗さえも前向きに捉えることができる考え方です。
例え、失敗してもその原因を調べることで今の自分にできること、できないことが理解できるようになる。
理解できたら、その解決方法を見つけて新たな挑戦をすればいいと前に進むことがこの楽観主義の特徴です。
何か起きても、「大丈夫きっとうまくいく」と考えたり、「最後は何となるでしょ」と考えるだけでそれ以上しないのは「楽天主義」といわれ、これでは前に進むことがなく、失敗は失敗のまま残るだけになります。
大事なのは、自分の課題を解決できると信じるこころを成長させることです。
このこころを成長するためには、「勇気、率直さ、信頼、勤勉」を持つことです。
歳を理由にあきらめてしまうのは「悲観主義」の考え方です。
これは、自分に自信がなく、臆病で、人を信じないなど考え方に偏っています。
「悲観主義」からは、何もよい未来は生まれてきません。「楽観主義」こそ、良い未来を切り開く考え方です。
いくつになっても挑戦は何度でもできる
「楽観主義」になろうと思っても、どおやって気持ちを切り替えたらいいかわからないと思います。
そんな時は、「失敗は決して、勇気をくじくものではなく、新しい課題として取り組むべきものである」と考えて、気持ちを切り替えてください。
そして、この楽観主義を実践した人がいます。
それは、皆さんが良くしっている、ケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネル・サンダースです。
カーネル・サンダースは、60歳を過ぎてから、ケンタッキー・フライド・チキンを立ち上げ、「何か自分にできることを見つけて生涯働き続ける」と決意したのです。
その結果、世界中に店舗を持つ、大企業にまで成長しました。
60歳過ぎても、世界中に店舗を持つ大企業に成長させることができたのです、遅すぎることなんてないんです。
だから、まだ定年になってもいないのに、新しいプロジェクトや新しい事業への参加をあきらめたり、会社をクビになって全てを投げ出したりしないでください。
あきらめずに、勇気をもって、新しいことに挑戦し続けてください。
あきらめるなんて、本当にもったいないです。