嫌なことを我慢するとき
こんなことはありませんか。上司から急に雑用の仕事が来た時、イラっとしますが、我慢をしてしなければならない時。庭の草抜きも、できればしたくないと思いながら我慢をしながらしていることでしょう。
そんな時、我慢している気持ちを抑える方法があります。
それは、音楽を聴きながらすることです。
急な雑用をしているときや暑い夏に草むしりをしている時、気分が上がる音楽を聴いてください。
結構、頑張れると思います。
音楽の力
アメリカの大学で苦痛なことをしているときに、音楽を聴くと、どれくらい我慢をできるのか、実験が行われました。
冷たい水の中に手を入れてどれくらい我慢ができるのかを音楽が聴いている人と聞いていない人で比べる実験です。
水はかなり冷たく、手がしびれるくらいです。そんなに我慢できることができないくらいの冷たさです。
その結果、イヤホンで音楽を聴いていた人たちの方が、音楽を聴いていない人たちよりも長く、冷たい水の中に手を入れていられた比率が高かったのです。
我慢しなければならないことがあるときは、その我慢をする気持ちを抑えるために、音楽を聴くと良いことが実証できたのです。
音楽の効果
音楽を聴くと、そのことに意識が集中し、辛いことや痛いこと、苦しいことから意識をそらすことができます。
歯医者で落ち着く音楽が流れていたりするのも、治療中の痛みを抑えるために音楽の効果を利用しています。
我慢していることがあれば、音楽を聴きながらしましょう。
ここで、注意が必要なことがあります。
先ほど、言いましたように、音楽を聴くと、音楽を聴く方に意識が集中してしまいますので、我慢してしなければならないことに集中ができません。
例えば、何かを暗記しなければならい時や、精密な作業をしなければならない時には不向きです。
音楽を聴くことで、暗記しにくくなったり、精密な作業でミスをしてしまうことにつながってしまいます。
それ以外のことであれば、音楽を聴いても大丈夫です。
したくないことをするときは、ぜひ音楽を聴いてください。
体が少し重いけど、ジョギングしたい時や単純な作業を長い時間しなければならない時なんて、もってこいです。
音楽の力を借りて、どんどん辛いことを乗り越えていきましょう。