なかなか解決しないとき
仕事でもプライベートでも、なかなか解決できない問題はありますよね。
問題解決方法のマニュアルを読んだり、周りの人に聞いたり、仕事の手順通りにできているかを再確認したりして、解決方法を探しますが、それでも見つからない。
問題が大きければ、みんなが気づきフォローしてくれるようになる為、解決するか、もしくは方針転換をしてなんとか無事に済むことができます。
しかし、問題が小さいときは自分で解決しなければならないことが多いので、なかなか前に進みません。
そうなると、問題を後回しにて、その問題を抱えたままモヤモヤしながら仕事することになります。
モヤモヤしたまま仕事するとストレスを感じますよね。
でも、解決できないからさらにストレスを感じる。
これからも、ずっとこのストレスと感じたまま仕事すると思うと気持ちが落ち込みます。
気持ちが落ち込むと仕事のモチベーションが下がり、効率も落ちるので負の連鎖が始まります。
また、問題が小さいからと忘れてほっておくと後で大きな問題を引き起こしたりもします。
だから、問題は例え小さくても、解決した方が良いに決まっています。
そんな時は、一体どうしたら良いのでしょう。
小さな変更が問題解決の大きなカギとなる
話しは変わりますが、私は普段、耳ほりをします。
理由は、しばらくしないと耳の中がかゆくなり、気になって集中できなくなることがあるからです。
耳ほりは、最低、週に1回はしています。
多いときは2~3日に1回しています。
そんなに、耳にゴミがたまるのかと思うくらいなぜか溜まります。
しかし、そんなに頻繁に耳をほっていても、すぐに耳がかゆくなることも少なくありませんでした。
耳ほりをした後も、なんかスッキリしない。
耳の中がガサガサと鳴っているといつも思いながら、モヤモヤしていました。
どうしても、気になるときは耳鼻科に行って耳掃除をしてもらいますが、そんなに頻繁に行くわけにもいきません。
普段、私は耳をほるとき、右の耳は右手で、左の耳は左手でほっています。
当たり前ですかね。
ある時、ふと思いつきました、
右耳は右手、左耳は左てでするのが当たり前と思っていたのですが、実はそれが原因ではないかと考えたのです。
そこで、右の耳は右手で、左の耳は左手でほった後に、右耳を左手で、左耳を右手でほってみました。
その結果、見事に耳のごみがごっそり取れたのです。
これは、うれしかったです。
しかも、カッチカチに固まった、ゴミがポロっと取れました、
今まで、スッキリしなかったことが解決できたのです。
本当に感動しました、
なぜ、この方法が良かったのかはよく分かりませんが、おそらく力の入れ方が変わり、今まで耳かきがうまく届かなった部分に届くようになったからだと考えています。
私の場合は、右耳、左耳ともに後ろのくぼみ部分がいつもスッキリしなかったのですが、この方法で解決できました。
いつもと違うことをしてみることが大事
このように、いつもと同じことをしていたら、問題は解決しません。
もし、解決するのならば問題になっていないからです。
その為、問題が起こってなかなか解決ができない場合は、いつもと少し違う方法を試してください。
私なんて、耳ほりする手を逆に変えただけです。
こんな小さな変更でも、予想以上に解決につながる大きなカギとなったのです。
「でも、そんないつもと違うことなんて思いつかない。」そう思いますよね。
問題が起こっている時は、焦っているので問題の部分にしか意識がいきません。
なので、落ち着きましょう。
いったん、休んで気持ちを切り替えましょう。
実は、脳には2つのモードがあるのです。
- 「集中モード」:脳が一つのことを集中的に覚えたり、考えたりするモード 物事を点でとらえている。
- 「緩和モード」:脳がリラックスしている状態で、いろんな情報を関連付けるモード 情報の点を線でつないでいる。
この緩和モードの時こそ、新しい発想がおもいつく時間なんです。
私も耳ほりする手を逆に変えようと思ったのは、部屋でボーっとしてた時です。
あなたも、試しに逆の手で耳ほりしてみてください。
そして、耳のゴミが予想以上に取れること体験してください。
そうすれば、いつもと同じことしている内の一部分を少し変えるだけで嘘のように問題が解決することができる実感がわきます。
この実感が、今後、問題を抱えた時に「少しでもいいから、何か変えてみようと」いう発想につながるようになります。
いつもとほぼ変わらない些細な変更でも、問題が一気に解決できるようになります。
是非、覚えておいてください。