私がこの簡単な方法を実践すると、イヤイヤ手伝いをしていた娘が急に頑張って手伝いをするようになりました。
今回はその方法を伝えようと思います。
目次
子供のお手伝い
子供のお手伝いは、いろいろなケースがあります。
- 子供が興味を持って「やりたい!」と思ったお手伝い。
- 親に言われてイヤイヤするお手伝い。
- お小遣いのためにしかたなくするお手伝い。
興味を持っている時は、とても頑張ってお手伝いをしてくれますが、それ以外のケースでは頑張ってくれません。
今からこの「お手伝い」について、私が実際に体験したことを話していきます。
我が家の娘のお手伝い
我が家には娘がいます。
そして、我が家には鉄の掟がございます。
それは、「働かざるもの食うべからず」です!
この掟に従うべく、娘はお小遣いのためにお手伝いをしています。
そのお手伝いとは何か!?
「お風呂そうじ」です!
毎日、せっせとしています。
たまに忘れそうになり、妻が「お風呂そうじはしたの?」と言うと、あわてて掃除を始めます。
「娘よお前は頑張っているぞ。」父ちゃんは知ってる。
お手伝いの仕上がり具合
お小遣いのためとはいえ、毎日するのは少し面倒です。
その為か、掃除の仕上がりがあまり良くない日があります。
仕上がりが良くないとお風呂がヌルヌルしているので、すぐ分かります。
すると妻が「ちゃんと掃除したの!?」と聞きます。
娘は当然「ちゃんとしてるもん!」と言い返してきます。
せっかくお手伝いをしているのだから、「みんながいい気分にならないものか」と私は考えました。
そして、ある方法を思いつきました!
子供は素直です
その方法とは、D(デール)・カーネギー氏が書いた世界で1500万部を売り上げているベストセラー本「人を動かす」の中の一節を使ったのです。
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Amazon:「人を動かす」 D・カーネギー
その一節とは以下の引用です。
人を変える原則①:まずほめる。
引用:「人を動かす」/著作者 D・カーネギー
そうこれです。
「ほめる」です。
ほめる+〇〇で効果が爆上がり
しかし、ただ「ほめる」だけではありません。
私はココに一つスパイを入れました。
ただ相手の行動をほめるのではなく、その行動によって現れた良いことを感情を込めて感謝します。
これが、スパイスです。
行動をほめると「お風呂そうじをしてくれて、エライね。」となりますが、私は以下のようにしました。
オリロジー
「今日お風呂そうじをしたのだれ?」
娘
「えっ、私だけど・・・。」
オリロジー
「今日はスゴイきれいにそうじされてて、メッチャ気持ちよかった。」
「湯船に入った時、手をこすると『キュッキュッ』と鳴って、手触りが良く、湯船の底も肌触りが良くって、すごくサッパリしていた。」
「おかげで今日はすっごい疲れがとれて、気持ちもスッキリしたよ!ありがとう!」
娘
「ホント!うれしい!」
オリロジー
「でもね、ちゃんと掃除できていないと湯船がヌルヌルして気持ち悪いんだ・・・。」
娘
「あっ、そうなんだ・・・。」
オリロジー
「今日みたいにキレイなお風呂が毎日続いたら仕事の疲れも取れて、しあわせだな!」
娘
「うん!」
と会話が終わり、娘がその日一日うれしそうでした。
急に変わったお手伝い
子どもの意識が変わったお手伝い
次の日、仕事から帰ってきて「ただいま」と言ったら、「おかえり」とニコニコしながら妻がよって来ました。
そして、こう言ったのです。
「娘がさっき急に来て、『今日もお風呂きれいに仕上がったから、確認してください』だって!」
それから毎日、娘はお風呂を頑張ってそうじするようになりました。
これはお小遣いのためではなく、お風呂に入っている人に気持ち良くなってもらうためです。
お手伝いを頑張り続ける鉄則とは
そこで、絶対にしてはいけない事があります。
それは、この状況がに慣れてきて「当たり前」と思うことです。
そうなると、子供のこころは、くじかれます。
「頑張っていても、誰も喜んでくれない」と感じます。
頑張って良い状態を維持することがとても大変なことは、大人なら分かるはずです。
このことを絶対に忘れないでください。
毎日とは言いません。
気がついた時に必ず感謝を伝えてください。
手伝いをしてもらった後に「ほめるだけではなく、嬉しい気持ちや感謝の思いを伝える」と子供は動きます。
これだけで、子供は頑張ってお手伝いをしてくれます!