学んだことは実践しよう
あなたは自分のスキルを磨くために、色々な「学び」をしていることでしょう。
学ぶ時は、本やテキストを読んだり、TVや動画を見たり、講習を受けたり、していると思います。
しかし、学んだことを全て覚えるのは、大変です。
不可能と言っても過言ではありません、
せっかく学んだのに忘れてしまっては、もったいないですよね。
その為、できる限り覚えておきたいのは当たり前です。
そんなときは、学んだことをすぐに実践してみましょう。
例えば、エクセルの操作の学んだ後に、すぐにエクセルを開いて、操作を真似してみてください。
すると、覚えやすくなります。
実践するために学んでいる
学んだだけで満足しても、実はスキルは身についていません。
学んだことを実際に実行しなければ、自分のスキルとして身につきません。
そして、実行するときは、本やテキストを閉じて見ないでください。
その状態で実行できて、初めて覚えることができ、スキルとして身につきます。
そもそも、学びはなんのためにするかというと、実践するためにしています。
学んだだけでは、自分にとってあまりプラスにはなりません。
もちろん、知識が増えますので、自己満足にはなり、自分に自信がついたように感じることができますので、全くプラスにならないわけではありません。
実践をすることでより覚えやすく、本当に利用したいときにすぐに記憶から取り出せるようになるのです。
しかし、学んだ後に、すぐに実践できないことがあります。
例えば、「子供を育てるときに、絶対に怒ってはいけない」と学んだとしても、すぐに怒ることを止めることができないと思います。子供がいつまでもゲームをして、ご飯を食べずにいる時、何度も「ゲームを止めなさい」と言っても、聞かなければ、ついつい怒ってしまいますね。
これは、子供への接し方、伝え方、そして、怒りをコントロールする方法を学んでいなければ、なかなかすぐに実践できるものではありません。
今この時点で学んだことを原点に、枝葉のように広げることも大切です。
学んだ後は実践「できる」ものと「できない」ものに区別する
これまで、話したように学んだことは、すぐに実践することが良いのですが、すぐに実践することができないこともあります。
そのため、まず、学んだあとは「自分が実践できるのか」自問自答してください。
そこで、「実践できる」となれば、実践可能リストの追加し、すぐに実践してみてください。
逆に「実践できない」となった場合は、今は実践できないリストに追加し、実践できる準備ができるまで置いておいてください。この時、なんの準備が必要なのかもリストアップしておくと、次につながりやすくなります。
リストはノートやスマホでも構わないので、書き残してください。
人はすぐに忘れてしまう生き物です。
そうすることで、今できること、できないことが整理しやすくなり、記憶にも残りやすくなります。
そして、どこか一箇所にまとめて置いてください。
ノートならノート、スマホならスマホでどちらか一方に絞ってください。
ノートとスマホ両方使うと、どっちに書いたかが分からなくなり、探す手間が発生してしまいます。
書き残した後、実践は一度だけでなく、何度も繰り返してください。
人は、何度も行動することでより記憶に定着しやすくなります。
これは、単語帳で同じ単語を何度も繰り返して覚えることで、記憶に定着させることと同じです。
では、何度も見たほうが楽ではないかと思われますが、実は見て覚えるより、行動をして覚えるほうが、遥かに記憶に定着しやすいのです。
そもそも、先程も行ったように学んだことが実践できなければ、あまりスキルアップにつながっていません。
ただ、覚えただけでは、自分の中だけの知識としてしか存在していなく、現実の外の世界になんの影響を与えていないからです。知ってるだけでは、成果は生まれません。行動して成功して、初めて成果は生まれます。
これからは、ぜひ学んだことを実践してください。