目次
信じる想いは必ず伝わる
相手を信じること
今回は信じることについて、話していきたいと思います。
よく「自分を信じて!」というフレーズなんかを聞きますが、信じることは大切です。
自分で自分を信じることはもちろん大切ですが、それよりも相手を信じることに注目したいと思います。
これは、この前話した以下のブログの続きでもあります。
信じる方法
あなたは子供を育てたり、仕事で部下や後輩を育てる経験はありますか?
もしあるとするならば、どのようにすれば育つと思いますか?
一生懸命にいろいろなことを教えることですか?
それとも、ある程度ほったらかしにして自由にさせることですか?
私はどちらの方法も間違っていないと思います。
ただ一つ「信じる」ことができれば、どのような形であれ育ってくれると思っています。
信じる想いは伝えるだけでも効果あり
ただ単に「私はあなたを信じてる!信じてるよ!」というだけでも、効果があります。
相手に何度も伝えることで、本当に信じてくれるようになります。
しかし、全くその気がないのに「信じている」と言っても、それは伝わりませんが・・・。
少しでも信じる気持ちがあるのなら、それは必ず伝わります。
![](https://olilogy-3562.com/wp-content/uploads/2023/12/2651468_s.jpg)
信じるとなぜ成長するのか
信じる想いが行動に現れる
やはり、人の想いは伝わるものです。
例えば、幼稚園生の子供が急に「英会話の勉強をしたい!」と言ってきたら、あなたはどうしますか。
「ちょっと、まだ早いかな?」と思ってしまいますか?
それは誰もが思ってしまう事かもしれませんが、ここで「信じるか?」、「信じないか?」の分岐点です。
![](https://olilogy-3562.com/wp-content/uploads/2023/12/4306476_s.jpg)
「信じない」場合は、おそらく「英会話の勉強は、もう少し大きくなってからね」となるでしょう。
そうなると、子供の勇気とやる気が砕かれてしまいます。
「信じる」場合は、そもそも「ちょっと、まだ早いかな?」と思いません。
「よし、やってみるか!」となります。
結果を信じるのではない
子供が英語を話せるようになるか否かは、関係ありません。
「英会話の勉強をしたい!」と思ったその子供の想いを信じてあげてください。
英会話の勉強を始めたなら、後はひたすら子供の行動を信じてあげてください。
決して、「この子はいずれすごいことになる!、英語がペラペラになるわ!」なんて信じないでください。
これは大人のエゴと願望です。
英会話の勉強を始めたからって、必ずできるとは限らないので。
相手の想いを信じると伝わる
子供は自分の想いを信じてもらえれば、必ず伝わります。
そして、勇気とやる気が沸いてきます。
多少、サボっても、やる気が無くなっても信じてあげてください。
そして、叱らないであげてください。
もちろん、成長していることを感じれば褒めてあげてください。
![](https://olilogy-3562.com/wp-content/uploads/2023/12/4270725_s.jpg)
褒めるより信じることを重視してください
褒めすぎると逆効果
先ほどは、褒めてくださいと言いましたが、実はあまり褒めすぎると良くありません。
また、褒めるときも注意することがあります。
まず、なぜ褒めすぎるのが良くないのか?
それは、褒められないと子供がやる気をなくしてしまうからです。
例えば、子供が英語の歌を歌えるようになったとします。
すると最初は親もその成長に嬉しくなって「えっ!もうそんなに英語の歌までできるの!?すごい!」と褒めるでしょう。
もちろん、子供は褒められたらうれしいです。
次もまた、褒められるために頑張ります。
そして、毎日のように英語の歌を歌うでしょう。
最初は、親も相手しますが、段々同じことの繰り返しになると褒めなくなり、「もう何回も聞いてるわよ!」なんて、言ってしまいます。
すると、どうでしょう子供は悲しくなり、一気にやる気を失います。
想像できる光景ではないでしょうか。
褒めることが良い事なのに、なぜこうなったのでしょうか。
それは、親が褒めることで子供は「次もまた褒められたい」と願ってしまうところに落とし穴があります。
こうなると、最初の「自分が英会話の勉強をしたい!」という想いから、「お母さんに褒められたいから、英会話を頑張る!」にすり替わります。
最近よく言われる、「承認欲求」にとらわれていきます。
では、褒めなければ良いのか?
極論であればそれで問題ありません。
相手が気づくまで信じ抜く
最初の「自分が英会話の勉強をしたい!」という想いが続いているのであれば、必ず英会話の実力は成長します。
そして、その成長を実感した時、子供は喜びを感じるでしょう。
この喜びを自分で気づくことができれば、親は「信じる」だけでいいんです。
しかし、子供は大人とは違いこころが未熟です。
そして、親も頑張っている子供の姿を見ていると、ついつい褒めたくなります。
この両方を満足するためには、ある方法で褒めるのです。
「どうするの?教えて!」と思ってもらえましたか。
褒めるならこの方法
そう、その褒め方とは「結果だけを褒めてはいけません!」、「その過程を褒めてあげてください!」
なぜだと思いますか?
先ほどの英語の歌を歌えるようになった時を思い出してください。
英語の歌を歌えるようになったことを、褒めたらどうなりましたか?
そう、「次も褒められたい」となります。
その結末はもうお分かりですよね。
かわりに、過程を褒めてあげると子供はどう思うでしょうか。
例えば、「毎日、一生懸命、英語の歌の練習をした成果がでたね!」というと子供どう思うとおもいますか?
「一生懸命練習すれば成果が出る」と自分の成長を感じることができます。
この褒め方であれば、子供は間接的ですが自分の成長を実感できるようになります。
成長が実感できれば、自然と自分で努力するようになります。
このようにして、時々「成長につながった過程」を褒めてあげてください。
後は、信じてあげてください。
子供でも、仕事場の部下や後輩でも同じです。
「信じる」ことで相手は成長してくれます。
明日から、「信じる」ことを始めてみませんか?
始めることができれば、あなたもその周りもきっとハッピーです!
![](https://olilogy-3562.com/wp-content/uploads/2023/12/26103394_s.jpg)