ポモドーロテクニックとは?
このテクニックは、「集中力を上げて作業効率を上げたい!」と願っているあなたに最適は方法です。
「そもそも、ポモドーロって何?」って思いますよね。
実はこのポモドーロとは、「なんと!」、「なんてことだ!」、トマトをイタリア語で言い換えただけです・・・。
つまり、ポモドーロを日本語で言い換えると「トマト」です。
「えっ、どういうこと?」、「トマトを食べると集中力が上がるってこと?」と思ってしまいますが、違います。
これは、時間管理を利用したテクニックです。
人の集中力が比較的高いとされる25分間作業をし、5分間休憩をはさむことで、高い集中力を維持しながら作業が行えるテクニックです。
ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique、ポモドーロ法)とは、1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロ(フランチェスコ・チリッロ、伊: Francesco Cirillo)によって考案された時間管理術。
このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これはイタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。
ポモドーロ・テクニック - Wikipedia
なんと、このテクニックの名前の由来は、実験で使用したキッチンタイマーが「トマト型」だったという理由だけでつきました。
Il pomodoro - ポモドーロ・テクニック - Wikipedia
ポモドーロテクニックはタスク管理
このテクニックは、25分+5分の合計30分を1「ポモドーロ」と単位を付けています。
ポモドーロテクニックを使えば、集中力が持つわけではありません。
連続で使用できるのは4ポモドーロまでです。
つまり、2時間です。
4ポモドーロこなした後は、15~30分程度の少し、長めの休憩が必要です。
仕事していると、昼休憩までの間のに10時くらいにちょっとした休憩があったり、昼から定時の間で3時のおやつ休憩があったりなど、ルールなどで決まっていなくても勝手に習慣とされてたりしていませんか?
これは、人が無意識にポモドーロテクニックの4ポモドーロ目を体で感じていたのかもしれません。
このテクニックの良いところは集中力と作業効率を上げるだけではないことです。
この1ポモドーロを意識しながら作業を行うと、大体自分が1ポモドーロでどれくらい作業が進むのか分かってきます。
そうなると、例えば、自分は1ポモドーロで大体30件のデータ入力が可能などと分かるので、「上司から120件のデータ入力をお願い。」と言われたら、「あっ、大体4ポモドーロで終わるので、2時間でできます。」とすぐに回答できるようになります。
上司から、「えっ?ポモドーロ?」と聞き返されて、恥ずかしい思いをするかもしれないので、単に「2時間程度でできます。」言えばOKです。
このように、指示された仕事や、あらかじめ1日の仕事量を決めるときのタスク管理にも使えます。
ポモドーロテクニックは、「集中力アップ」、「作業効率アップ」、「時間管理能力アップ」、「タスク管理能力アップ」と仕事で必要な基本的能力を効率的にアップさせることができる、非常に便利なテクニックなのです。
これで、あなたも、作業スピード爆速の「スケジュール管理マスター」です。
休憩時間には注意が
ここで、注意が必要です。
それは、休憩時間の使い方です。
1ポモドーロで5分の休憩がありますが、この休憩を有効に使わなければなりません。
まず、脳や体を休めることが大事です。
そして、5分を過ぎるようなことを休憩でしてはいけないことです。
よくしてしまうのが、この休憩時間にスマホを見てしまうことです。
スマホは画面を眺めてしまうので、結局、脳を休ませることができません。
さらに、ついつい5分を超えて休憩してしまいそうになります。
その為、スマホは5分休憩では見ない方が良いです。
「では、何をすればいいの?」と思いますよね。
私は、深呼吸をした後にストレッチをしています。
これで、脳と体の両方を休めることができるのでとても良い方法と自画自賛しています。
後は、自分の好きな音楽を聴くのも、とても良い休憩です。
音楽は作業しながら聞くと集中力が低下し、作業効率が下がる良くないことですが、休憩中に好きな音楽を聴くと、その後の集中力がアップする効果があります。
なので、ストレッチしながら音楽を聴くのも、かなり良い休憩方法だと思います。
15分~30分の休憩では、スマホを見ても良いですが、あまり長い時間見ない方がいいです。
こちらも、脳と体を休めて気持ちを切り替えることが一番大事なので。
この休憩の仕方をマスターすれば、あなたはもう「立派な一流の仕事人!」です。
おさらいですが、ポモドーロテクニックは以下の効果があります。
- 「集中力アップ」
- 「作業効率アップ」
- 「時間管理能力アップ」
- 「タスク管理能力アップ」
ぜひ、試してください。決して、損はしません。