忘れたいのに忘れられない
このブログ読んでくれたあなたへ、忘れたいのに忘れられないことはありませんか。
なぜ、忘れたいのに忘れられないのでしょう。
これには、理由があります。
例えば、クラスで一番人気の男子を好きになってしまい、「自分なんて絶対相手にされないから、考えないようにしよう。」なんて思うことがあるでしょう。
しかし、残念なことに考えないようにしようとすればするほど、ますますその人のことが気になってしまうのです。
これを「リバウンド効果」と言います。
忘れようと意識すればするほど
考えないようにしようとすればするほど、考えないことを思い出してしまい、忘れたい記憶が余計に脳に残っているのです。
ハーバード大学の実験で参加者に「片思いをして、結局その恋が実らなかった経験」を思い出してもらいました。
そして、その後参加者を2つグループに分け、以下の指示を出しました。
実験
- 寝る前の5分間「その片思いの相手を考えないように」と指示
- 寝る前の5分間「その片思いの相手を考えて」と指示
起きた後、すぐに夢の内容を記録してもらいました。
その結果、驚きの事実が分かりました。
結果
- 「考えないよう」に指示をされたグループの34%が、夢の中に片思いの相手があらわれました。
- 「考えるよう」に指示をされたグループの28%が、夢の中に片思いの相手があらわれました。
次に、恋愛感情のない人について同じ実験をしても、同じ結果がでました。
例え恋愛感情がなくても、「考えない」と意識すると夢の中に出やすくなっていたのです。
やはり、「考えてはいけない」と思えば思うほど、「考えたくなってしまう」のです。
忘れるより考える
「考えてはいけない」ではなく、満足いくまで「考えた」方がスッキリして忘れやすくなります。
さらに、考えたことを、手書きでノートなどにリストアップすると、内容が整理され、現実的に、客観的に判断できるようになります。
すると、よりスッキリした気持ちで次に進めます!
私の実体験を元に、更に忘れやすい方法を以下のブロクに書いています。
良ければ、コチラも読んでみてください。
合わせて読みたい