「したい!」と思ったら、実行する
この前、車を運転していたら2車線の道路で左側が工事で通行止めになっていました。
私はそのことを知っていたので、あらかじめ右側に車線変更し、走っていました。
当然、車線が1つ減るので渋滞になっています。
通行止めになっていることを知っているのか、知らないのか左車線を1台の車が通り過ぎてきました。
しばらくすると案の定、先ほど左車線が通り過ぎて行った車が、通行止めの手間で止まっており、右ウィンカーを付けて、右側に合流しようとしていました。
しかし、渋滞に並んで少しづつしか前に進めない右側車線の車の人たちは誰も、その車に道を譲ろうとしてません。
私がその左側車線にいる車の近くに来たので、私は道を譲ろうとしばらくブレーキを踏んで、その左側車線の車を入れようとしました。
その時です、後ろの車から「ププー」とクラクションが鳴らされました。
ミラー越しに後ろの車を見ると、あたかも不機嫌そうに私の車を見ています。
まるで、「何、勝手に道を譲っているんだ!」、「左側車線を走り続けた、こいつが悪いんだろ!」と言わんばかりでした。
私は少し寂しい気持ちになりましたが、そのまま道を譲りました。
譲ってもらった車の運転手は、何回もペコペコお辞儀をしながら、右側車線に入っていきました。
私は自分がしたことに後悔はありません。
なぜなら、自分が「したい!」と思ったことをしたからです。
例え、後ろの車の運転手から「この、偽善者が!」と思わていたとしてもです。
他人の意見を気にしない時も必要
あなたは、この私の行動が正しいと思いましたか?それとも、正しくないとおもいましたか?
どのように思われていも私には関係ありません。
自分がしたことが正しいのか、正しくないのかこれは、それは自分の中だけにあるからです。
人の数だけ意見が違うので、いちいち気にしません。
他人の意見はあくまでその人が考える意見です。
そして、批判するだけであれば何も生まれません。
その批判を気にして、行動しなかったとしたら、自分の「したい!」を我慢しなければなりません。
そこまで、自分を抑える必要はありません。
誰かの意見を聞いてからするのではなく、誰かが先に同じことをするのを待つのでもなく、自分が主体的に動くと良いことが起こります。
その行動が感謝されること、誰かの助けになることであれば、積み重ねていくことで周りから高い評価を得ることになるでしょう。
周りがめんどくさがってしないことを、自分がしたら周りはどう思いますか?
「あっ、これしてくれたんだ。ホント助かるよ、助かったよ!」と感謝されます。
中には、「何か自分だけいい人ぶってアピールしている。」とか、「ほっとけば、こいつがいつかしてくれる。」なんて、考える人もいますが、そんな意見は気にしないでください。
そんな意見より、感謝されることを一つ一つすれば、周りから頼られる存在になります。
その「したい!」はあなたの本心です
困っている人がいたら「助けたい!」、楽しそうなことが思いつたら「これしたい!」と思ってたらそれはあなたの本心です。
周りの意見はあなたの本心ではありません。
本心に從わないときほど、ストレスは溜まります。
本心に従って、「したい!」を実行しましょう。
心理学者のアドラーはこう言いました。
「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でなくても関係ない。あなたが始めるべきだ。」
これは、自分の「したい!」に正直に従って、始めるできだと言っています。
例え誰も共感してくれなくてもです。
その行いが良いことなら、あなたが始めれば周りが後から着いてきます。
迷ったら、自分の「したい!」ことを選んで、行動してください。
行動したもん勝ちですよ!
きっと、あなたの「したい!」が、周りの「したい!」に変わっていきます。