「初めて出会う相手の心理が分かれば、良い関係が築きやすくなるのに!」
と思っているあなたに、今日は出会って握手するだけで相手の心理が分かる方法を紹介します。
この方法を知ることで、握手さえすればどのように何を話したら良いか、あなたは手に取るように分かります。
手のひらの温度で相手の心理がわかる
最近は、コロナの影響もあってなかなか人と握手する機会がありません。
さらに、日本の文化には、お辞儀や名刺交換などが元々習慣づいているため、初めて出会った相手と握手することなんてほとんどありません。
でも、どうしての相手のことを知りたいときは、勇気をもって握手をしてみてください。
その時に、相手の手の温度を感じ取ってください。
手のひらの温度と積極性
心理学者であるセイモア・フィッシャーは以下のことを提唱しています。
- 手のひらが暖かい人=人付き合いに積極的な外向的な人
- 手のひらが冷たい人=人付き合いに消極的な内向的な人
最初に握手をしたときに、相手の手が暖かい人であれば、積極的にアプローチをかけてください。
相手も、積極的に接してくれるようになります。
逆に、手のひらが冷たい人には、少し距離をとって接してください。
相手はあなたと、どのように接すればよいか様子を見ています。
お互いに感情にズレが生じていると、うまく関係性が気づけなくなってしまいます。
少しでも、距離を縮めたいときは、簡単な挨拶から始めてください。
その挨拶を繰り返していくうちに、相手もあなたのことを段々と身近に感じるようになり、こころを開いてくれます。
次に、手のひらがサラサラしているか、湿っているかを感じてください。
これは、男性に限る話となりますが、スウェーデンのリンコピン大学の精神科学研究者であるアストロムは以下のような研究成果を発表しています。
- 手のひらがサラサラしている人=社交的な人
- 手が湿っている人=内気で人付き合いに消極的な人
また、アストロムは握手したときに力を込めてくる人は、積極的な性格だとも、言っています。
これは、しっかりと握手する=相手と直接的に触れ合うことを意味しています。
さらに、力強く握手するのは、相手とのコミュニケーションに対する抵抗感がなく、オープンな性格であると結論付けています、
握手で相手の気持ちをコントロール
握手で相手の心理を知ることができましたが、今度はそれを利用して相手に気持ちを伝えましょう。
積極的に接していきたい相手と握手するときは、手を温め、手の汗を拭いた後に力強く握手してください。
すると、相手はあなたのことを積極的な人と感じ取ってくれます。
相手も自分に興味があるのであれば、あなたに積極的に接してくれるようになります。
実際に、私もどうにか握手したい人がいたので、その相手の前で除菌シートで手を拭いてから、握手を求めたところ相手も快く握手してくれました。
ここで、失敗したことがあります。
除菌シートで手を拭いたおかげで手はサラサラでしたが、手が冷たくなっていました。
少し強く手を握りましたが、自分の手が冷たくなっていたことに気づいたのが、相手の手が暖かいと感じた時でした。
「しまった!」と思いましたが、相手の手が暖かかったので積極的な人だったのでしょう。
今も、積極的な良い関係を築けています。
準備は大切ですが、思わぬ落とし穴には注意してください。
他にも、相手に気づかいできる人なのか、分かる心理実験の紹介もしています。
良ければ、読んでみてください。