悪いことと良いことがあった時
一日を生活していれば、悪いことも良いことも両方起きます。
そして、その日一日を締めくくる言葉が何かで、その日の出来事や明日以降のやる気に大きくかかわります。
「あ~良かった!」で締めくくれば、きっとこれからもあなたの人生が良くなる一方です。
前に、ネガティブな記憶はポジティブな記憶より残りやすいとブログで説明したことがあります。
ポジティブな気持ちが幸せを呼ぶ https://olilogy-3562.com/pozithibunakimotigashiawasewoyobu/
今回はその応用編です。
仕事をした後、試合をした後、「しんどかったけど、あ~良かった!」と言って締めくくると、その出来事が気持ちの良い状態で区切ることができます。
順番が大事
先ほど、ネガティブな記憶はポジティブな記憶より残りやすいと言いましたが、そうなると「いくら良いことが起こっても、嫌なことが起こってしまえば、そちらが優先的に残るのでは?」と考えますよね。
そこで、今回の「あ~良かった!」で終わる が大事になってきます。
記憶のメカニズムとして、心理学的な表現をすると「初頭効果」と「親近効果」が良く使われます。
これはそれぞれ、下記の効果を表しています。
- 初頭効果:最初に入ってきた情報が記憶に残りやすい。
- 親近効果:最後に入ってきた情報が記憶に残りやすい。
それぞれの効果について、良く利用されるのが、初頭効果であれば「第1印象が全て」、親近効果であれば「終わりよければ全てよし」です。
そうなると、疑問に思うことが、「それで結局、最初と最後どちらが、記憶に残りやすいのか?」です。
これは、最後の記憶つまり「親近効果」の方が、記憶に残りやすいのです。
「終わりよければ全てよし」なのです。
同じことを言っていますが、どちらが印象が良いか考えてみてください。
- 「今日の試合、勝って楽しかったけど、しんどかったね。」
- 「今日の試合、しんどかったけど、勝って楽しかったね。」
どうですが、同じ単語使いましたが、印象が全然違いませんか。
前者は、「勝ったけど、しんどい」と辛いことが記憶に残りますが。
後者は、「しんどいけど、勝った」とまるで今までの努力が報われたかのように、すごく前向きに感じることができたと思います。
そして、その試合のことはとても良い記憶として残ります。
全く同じ言葉を使うなら、良い記憶で残った方がいいに決まってます。
最後は、良い言葉で締めくくるように意識してみてはいかがでしょうか。
誤って、ネガティブな言葉で終わったら・・・
それでも、ネガティブな言葉で締めくくってしまったら・・・・。
それでも、大丈夫です。
もう一度、最後のポジティブな言葉を足せば、帳消しです。
「今日の試合、勝って楽しかったけど、しんどかったね・・・。あっ、でも私たちは勝ったんだ、勝ったんだ!」
と気づいた後に、言い直せばよい気分になって記憶に残ります。
仮にそれが、「今日の試合、勝って楽しかったけど、しんどかったね。」と言って、メンバーと別れて家に帰った後に気づいたとしても、そこで、もう一度、「あっ、でも私たちは勝ったんだ、勝ったんだ!」と言ったって良いのです。
これが、寝る前でも、その次の日でも、気づいた時の言い直せば良いのです。
できるだけ、良い記憶として残しておいた方が自分にとっては良いので、意識はしておいて方が良いですね。