感情は無理に抑えなくても大丈夫
あなたは感情を表に出していますか。
出していないのであればそれはなぜですか?
「感情をだすのが恥ずかしい」、「悲しい気持ちを悟られて周りに引かれるのがつらい」とか思っていませんか。
「感情を出すと周りが離れていくのではないか?」と不安を感じてしまっていませんか?
確かに感情を出すのは少し恥ずかしく、勇気がいります。
でも、感情を抑えていると「何を考えているか分からない」と周りから思われて、かえって距離を置かれてしまいます。
それより、感情を出した方があなたなステキに見えます!
喜怒哀楽は脳を活性化させる
嬉しいときは「嬉しい」と、悲しいときは「悲しい」とハッキリと感情を表せば周りも気づいてくれます。
例えば、子供が欲しがっていたおもちゃをプレゼントした時「ワー、うれしい!ありがとう!!」と満面の笑みで喜んでもらえれば、こっちもうれしくなります。
大切にしていたものを無くした相手が「とても大切にしていたのに・・・。」と悲しい表情をしていたら、助けたあげたい、寄り添ってあげたいと思いますよね。
ここで、感情を表さなかったらどおでしょう。
プレゼントをあげても、「ありがとう」の一言で、顔が嬉しそうではなかったら、なんだかこっちもうれしくありません。
大切なものを無くした時も「無くなったか」と一言だけ発言し、何事もなかったようにふるまったら、「あれ、あんまり悲しくないんだ。」と思ってしまいます。
この行動ではかえって、「この人は冷たい人なのでは・・・。」と思われてしまいます。
例え、本当は嬉しくてたまらないけど恥ずかしくて抑えていたり、悲しくてたまらないけどその気持ちを周りに伝染させまいと抑えているにも関わらずです。
そんなことになってしまっては、自分も相手も良いことなんてありません。
誤解されないためにも、感情は素直に表現してください!
感情を素直に表現する人は周りの感情も豊かにし、信じてもらえるようになります。
特に喜びの感情や楽しそうにしている人はその周りを明るい雰囲気にするため、周りも自然と集まってきます。
また、感情を出すことによって、脳の大脳新皮質にある前頭葉の部分が働き、気力を向上したり、知力を刺激して、脳の若々しさを保つ効果があります。
感情を出すことは、脳にとってとても良い事なのです。
感情を出して、行動を抑える
これまで感情を出すことは良い事だといいました。
自分の中にあるすべての感情をさらけ出したってかまいません。
でも、その感情に任せて行動してはいけない時があります。
特に怒りや不安、恐怖が積み重なり、感情が爆発してしまった時は注意が必要です。
そんな時に感情に任せて行動すると、相手を傷つけてしまったり、相手を怒鳴ってしまったりしてしまいます。
すると相手は当然、被害を受けてしまいます。
こうなってしまっては悪循環が生じてしまいます。
そうならないためにも、感情を出すことはいいですが、行動を自制することが重要になってきます。
そのためには感情をコントロールする必要があります。
まずは、怒りや不安、恐怖の感情が積み重なる前にこまめに感情を出していきましょう。
感情を出せばあなたは豊かな生活が待っています。
嬉しい感情は相手も嬉しくさせ、悲しい感情は相手の優しいこころ引き出してくれます。
「こんな簡単なことなのに、なぜか難しく考えて素直に表せない感情」
勇気をもって、感情を出していきましょう。
そうすれば脳は活性化するし、周りからも信じてもらえるようになるので良い事だらけです。
特に喜びや楽しみは積極的に出していきましょう。
隠すなんてもったいないですよ(^o^)v