自己中心的な人とは
自己中心的な人で思い浮かぶのは、とてもわがままな人です。
まるで、世界は自分中心で回っているかのように考え行動してきます。
また、集団の和を乱すような人も、自己中心的な人になります。
例えば、時間を守らない、みんなとは別の行動をするなどです。
それに加え、承認欲求にとらわれている人もまた、自己中心的な人と言えるのです。
この承認欲求については、こちらの記事で紹介しています。
あわせて読みたい
なぜなら、周りからどのように評価されているかばかりを意識する、自分にしか関心を持たない人だからです。
私もその一人でした。
自分は世界の一部である
人は、何かの集団に所属する一員として存在しています。
そこで自分の居場所を見つけると「自分はここにいていいんだ」と感じられ、所属感を持つことが基本的な欲求となります。
映画やドラマなどでは、自分の人生における主人公はたった一人の自分であるとよく言われますが、これは間違っていません。確かに自分が主人公です。しかし、自分が世界の中心であり、物事が進んでいると思うことは間違った考えです。
誰もが、世界の一部であり、あくまで世の中の動きを支える一員であることが事実です。しかし、自分にしか関心を持たない人は、自分が世界の中心にいると考えてしまいます。
その結果、周りの人は「わたしのためになにかしてくれる人」でしかありません。そして、人と接するときも「この人はわたしになにをしてくれるのだろうか」と期待ばかりしてしまいます。
しかし、期待が常に満たされるわけではありません。それは、「他人はわたしの期待を満たすために生きていない」からです。その結果、気持ちが落ち込んだり、うまくいかない時に怒ったりしてしまいます。
そんな自己中心的な考えをどのようにして変えていけば良いのか、それは、自分が世界の一部であり、決して中心にいるわけではないことを意識することです。
他者への関心を抱く
世界の一部であると認識した結果、誰も自分のことなど気にしないし、見てもくれないと考えてしまっては寂しくなります。
そこで、次に何をしていくかが問題となりますが、それは、周りの人へ積極的にかかわっていくことが大事です。つまり、他者への関心を抱くことです。ただ、かかわっているだけではなく、「自分はこの人たちになにを与えることができるか」を考え、行動することで所属感が満たされるようになります。
その時、見返りを求めてはいけません。結局、承認欲求に支配されてしまいます。ただただ、自分の所属感を満たすために与えることを意識するのです。
所属感は他人より与えられるものではありません。自らが動いて、獲得するものなのです。
これは、承認欲求に振り回されないことが大切です。
この承認欲求を克服する記事をこちらで紹介しています。
あわせて読みたい
そして、これからの自分の生活をしあわせにすることができるのです。