機嫌の良い人、悪い人
普段から機嫌の良い人は自然と周りに仲間が集まります。
なぜなんでしょう。
当たり前だと思うかもしれませんが、ちゃんと考えたことがありませんでした。
そこで、じっくり機嫌がいい人を眺めてみました。
すると機嫌が良い人は声をかける時、いつも笑顔です。
声をかけれた人はやっぱり笑顔です。
最初は2人でしたが、気づくとその雰囲気につられ3人、4人と増えていきます。
そこはとても楽しい場所に早変わりします。
人は楽しい場所につられます。
気づけば楽しい仲間が集まってきます。
では、機嫌が悪い人はどうでしょう。
機嫌が悪い顔で声をかける時、しかめっ面です。
声をかけれれた方も最初は驚いていますが、次第にしかめっ面になります。
気づくと周りの人は席をたち、本当に2人きりになります。
最後は声をかけれた人も席を外し、機嫌の悪い人が一人になっていました。
それでも顔はしかめっ面です。
こんな状況は嫌ですね。
やっぱり、機嫌が良い人の雰囲気に集まりたくなります。
機嫌は相手に伝わります
機嫌は相手に伝わるどころか同調します。
自分の機嫌が悪いなら、相手も機嫌が悪くなります。
自分の機嫌が良いなら、相手も機嫌が良くなります。
そう、まるで無線Wi-Fiでつながったように。
無線Wi-Fiは距離が遠ければつながりにくくなり、いずれは途切れます。
近ければ電波は強くなり、つながりやすくなります。そして通信も早くなります。
人の機嫌もこれと全く同じです。
分かっっているけど、なかなか思い通りにいきません。
機嫌が悪いときはお互い様です。
だからといって、割り切ることもできません。
それに、このままで良いわけもありません。
まずは、こう考えるのです。
「自分の機嫌が悪いと相手も必ず機嫌が悪い」良いことなんて一つもない。
「自分の機嫌が良いと相手も必ず機嫌が良い」良いことしかない。
これを考えることができれば、自分の行動を変えることが出来ます。
良いことが起こる方向に行動します。
そんなときは楽しい話題をふってみる
昨日、こんなことがありました。
自分の仕事が急に忙しくなり、バタバタしていました。
仕事の都合で他の部署の人との打ち合わせが終わり、自分の席に戻っった時、近くの同僚がまさに居眠りをしようとしていました。
まだ、お昼前・・・。
早い。
こんな時、「こっちはこんなに忙しいのに、居眠りできるとは余裕だね!」なんて言いそうになります。
これは明らかに機嫌の悪い人が言う言葉です。
「でも、ちょっとまって」
「このまま言うとお互い不機嫌になっちゃう」こころの中で私は気づきました。
そこで、一言こう言いました。
「〇〇さん、知ってた?」
相手はびっくり目を見開き、「一体何なの??」と言わんばかりでした。
そこで、もう一言。
「〇〇部署に行ってきたけど、新しくきた人がメッチャイケメンだったよ!!」
すると同僚は「エッ!そうなの知らなかった!」とすっかり、目を覚ましました。
すると、どうでしょう。
完全に機嫌が良い人の雰囲気です。
目を覚ますだけでなく、楽しくなってダブルでいいことが起こりました。
相手の機嫌が良いと自分の機嫌も良いです。
「どうすれば、相手の機嫌が良くなるか?」考えるだけでも、自分の機嫌が良くなります。
機嫌が良くなることをするって楽しいです。
もちろん、自分の機嫌が良くても、相手の機嫌が悪いことだってあります。
そんなときは、その機嫌の悪い理由を聞いて、一緒に考えてあげましょう。
そうすれば、相手も少しは気持ちの整理がつきます。
機嫌が悪くなった時、一呼吸して考えてみてください。
「自分の機嫌は相手に伝わり同調する!」
「どうすれば、自分の機嫌が良いまま相手に声をかけれるか」
まずは、楽しい話題を探して話をすれば、きっと機嫌が良い人の雰囲気が作れます。
そんなステキな人の周りには自然と仲間が増えてきます。
こんな小さな気づかいが、大きな楽しみに生まれ変わる瞬間になります!!